JSBC2013版ルールブックQ&A

2013年ルール

2.2.3 において「いかなる部分も橋台上面より200mmを超えて下方にはみ出してはならない」とありますが,これは載荷中,および載荷後のたわんでいる状態でも適用されますか.

  • 【回答】ルールブックの2.2.3に”架設競技終了時に,”を追加いたしました.

2.2.4 において「橋梁と橋台は,橋台上の指定範囲で接していなければならない」とありますが,これは図-2.4の橋台の白い部分には一切触れてはならないと言うことですか.

  • 【回答】架設競技修了時,および載荷競技開始時において,橋梁と橋台は,橋台上の指定範囲のみで接している必要があります.

2.2.9 において「床版は2本以上の横桁で支持され,横桁以外で橋梁と接してはならない」とありますが,横桁に差し込むボルトの上に床版を置いた場合,ボルトは横桁の一部としてみなされるのでしょうか.

  • 【回答】床版(木製)の傷つき防止のためボルト頭で床版を支えない構造としてください.

2.3.10 において「(1)架設ヤード内では,架設作業者1名が”1つまでの部材”や架設ブロックの持ち上げ,運搬を行ってもよい」とありますが,例えば,架設作業者1名が架設ヤード内で2つの部材をつなげる場合,1つの部材を持ち上げている時にもうひとつの部材は地面に置いた状態でつなげなければならないということでしょうか.

  • 【回答】架設ヤード内(外ではありません)では架設作業者1名が持ち上げられる部材数に制限はありません.なお,2.3.10(1)はルールブックから削除いたしました.

5.5.1 において,架設部とは「架設競技中に組み立てられ,その一部が橋台と接触する架設済の部分」とありますが,架設部を,橋台から離すと,部材や,架設ブロック扱いとなり,部材数に応じた人数での持ち上げ,運搬となるのでしょうか.

  • 【回答】一度,(橋台を利用して)架設したものの運搬は不可です.ただし,回転やスライドを利用した移動は可能です.

2.2.9 において「床版は2本以上の横桁で支持され,横桁以外で橋梁と接してはならない.また,床版の下には,横桁以外の部材を配置してはいけない.」とありますが,例えば上路式桁橋を作成する際に,対傾構部材を付ける場合,この対傾構部材は床版の下に配置された部材とみなされるのでしょうか?

  • 【回答】ルールに記載のとおり,床版の下には,直接床版を支持する部材でなくても,横桁以外の部材を配置しないよう注意してください.

「現場監督者」のポイントについて

  • 【回答】ポイント算定時に,現場監督者は1名としてカウントします.なお,ルールブックに,4.2.2(1)d)に”d)現場監督者を配置する場合,現場監督者は1名として加算する.”を追加いたしました.